Viva Origino 27(1) (March, 1999)


目次
話題

◎Sidney W.Fox教授の逝去を悼む 原田馨
◎生命の起原・進化学会第24回学術講演会講演要旨集 沢井宏明
◎「生命におけるホモキラリテイ」国際シンポジウムから Gyula Palyi
◎生命の起原および進化学会会員名簿 VivaOrigino編集部

生命の起源進化学会第24回学術講演会
日程:1999年3月15日(月)、16日(火)
場所:ホテル国際きのこ会館

3月15日
A 物質進化 (1) (9:00-10:00)
司会:小林憲正、三田肇

  1. 紫外線照射によるグラファイトーアンモニアー水系から生成したカルボン酸及ぴアミノ酸について
    ○高野淑織、三田肇、下山晃(筑波大・化学系)
  2. 紫外線照射によりアルテヒドー水系から生成したカルボン酸について
    ○寺田晋紀、三田肇、下山晃(筑波大・化学系)
  3. 地球型模擬原始大気へのX線照射による生体有機物の生成機構
    ○高橋淳一1、細川照夫1、増田仁美2、金子竹男2、小林憲正2、斉藤威3 (NTT通信エネルギー研1、横浜国立大・工2、東大・宇宙研3)
  4. 原始地球上でのアミノ酸の生成機構
    ○小林憲正、潮賢太郎、加藤航史、金子竹男(横浜国大・工)

B 物質進化 (2) (10:00-11:00)
司会: 松野孝一郎、駒組虎胤

  1. 化学進化における自然選択
    豊沃豊
  2. 水溶液中でのHCN重合経路に対する量子化学研究
    ○菊池修、井戸賀和美、渡辺寿雄、佐藤友介(筑波大・化学系)
  3. 接触グロー放電によるペプチドの水溶液内反応
    ○駒組虎胤1、下山晃2(小山高専1、筑波大・化学系2)
  4. 加熱実験による尿素一ジカルボン酸からのオリゴマー生成とその機能性についての化学進化的研究
    ○寺崎正紀、三田肇、下山晃(筑波大・化学系)

C 物質進化 (3) (11:00-12:00)
司会: 川村邦夫、原田和雄

  1. 模擬原始大気からの原始触媒の生成
    ○高橋朋子、鶴田友博、小林憲正(横浜国大・工)
  2. 海底熱水噴出孔を模した進化フローリアクターの動作特性
    ○今井栄一、尾形嘉昭、北野博士、佐藤道子、本多元、羽取晋由、 松野孝一郎(長岡技術科学大・生物系)
  3. 進化フローリアクターでのオリゴマー生成
    今井栄一、前嶋昭宏、尾形嘉昭、小笠原宏、北野博士、本多元、 羽取晋由、○松野孝一郎(長岡技術科大・生物系)
  4. 高温水溶液中におけるRNAの化学進化過程の解析:水熱反応の新しい高速追跡法の開発
    川村邦男 (大阪府立大・工)

昼食(12:00-13:00)
(編集委員会)

D 物質進化 (4)、光学活性化合物の起源と進化 (13:00-14:30)
司会: 藤井紀子、下山晃

  1. ポリ(A)と短鎖長オリゴ(U)とのらせん構造形成能とオリゴ(U)の非酵素的鋳型依存重合反応
    ○和田誠、澤井宏明(群馬大・工)
  2. 核酸塩基の起源とRNAワールド
    村澤賢一1、宮川伸2、辻融1、金子竹男1,○小林憲正1(横浜国大・工1、 東工大・工材研2)
  3. 不斉自己触媒反応による高光学純度化合物の生成
    ○そ合憲三、柴田高範(東京理科大・理)
  4. レーザーからの円偏光を用いるアミノ酸のエナンチオ濃縮
    清水雄一(原研・関西研)
  5. アロフェンによるアラニン2量体の光学異性体分離の可能性
    ○橋爪秀夫1,Benny K.G.Theng2,山岸浩彦3 (無機材研1,Landcare Research2,北大・理8)
  6. 老化によるαA-クリスタリン中の4種類のAsp151残基の異性体生成
    ○藤井紀子、百瀬祐子、赤星光彦(京大・原子炉)

E 明石、岩石中の有機化合物 (14:30-15:30)
司会: 奈良岡浩、下山晃

  1. 炭素質限石中の脂肪族炭化水素に関する考察
    ○薮田ひかる、三田肇、下山晃(筑波大・化学系)
  2. アセチレンを使用したPAHsの生成と火星明石PAHsの起源ついて
    ○国分秀樹、三田肇、下山晃(筑波大・化学系)
  3. 南極産あすか炭素質明石中の芳香族炭化水素
    奈良岡浩(東京都立大・理)
  4. 始生代縞状鉄鉱床中に含まれる生物起源物質
    吉岡秀佳(東京都立大・理)

cofee break 15::30-15:45

シンポジウムS1(15:45-17:45)
(生命の起源進化学会の周辺学会で活躍されている方の講演)
司会:小林憲正

S1-1.深海底における熱水循環
蒲生俊敬(東大・海洋研)[地球化学会]
S1-2.惑星形成と原始地球環境
倉本主(北大・理)[惑星科学会]
S1-3.宇宙における生物圏のひろがり−微生物検出法の開発−
河崎行繁(三菱化学生命科学研)[宇宙生物化学会]
S1-4.Group I intron ribozymeの機能構造単位と分子進化
井上丹(京大・理)[分子生物学会]

運営委員会
懇親会

3月16日(火)
F 分子進化 (試験管内進化、選択) (9:OO-10:15)

司会: 柳川弘志、長谷川典巳

  1. RNA結合ペプチドのランダムライブラリーからのセレクション
    原田和雄1,Alan D.Frankel2(東京学芸大・物質生命科学1, University of Ca1Ifornia, San Fransisco2)

  2. In vitro se1ectionでなにができるか。ロイシル化されるRNAの場合
    長谷川典巳(山形大・理)

  3. In vitro virusによるタンパク質の試験管内進化実験系の構築
    ○根本直人、鬼丸美智子、柳川弘志(三菱化学生命研)

  4. 進化的中間状態にある球状タンパク質の創出
    ○辻融L2、吉田賢二1、河野俊行1、小林憲正2、柳川弘志1 (三菱化学生命研1、横浜国立大・工2)

  5. ペプチドの自己増殖系
    ○柳川弘志、小川洋子(三菱化学生命研)

G 分子進化、生物進化(1) (10:15-11:00)
司会: 平林淳

  1. 古細菌と大腸菌tRNAのアミノアシルーtRNA合成酵素による相互認識と識別 ○菊池邦生1、斉藤都暁1、石倉和秀1、横澤潤二1、板橋妙1、 五十嵐宗利1、久野敦1、長谷川典巳1'2(山形大・理1、宇宙研2)
  2. アミノアシルtRNA合成酵素の進化から見た遺伝暗号系の成立過程 石神正浩(大阪府立大・総合科学)
  3. グリセリン酸リン酸トランスポーター蛋白B:ポリtRNAペプチド合成装置により合成された最初の蛋白質の一例 ○ 首藤津、大西耕二(新潟大・理)

H 分子進化、生物進化 (2) (11:00-12:00)
司会: 石神正浩,赤星光彦

  1. シダ植物における希土類元素含量とCa含量との相関
    ○高田実弥、川本圭三、河合健一、隅野照家、藤井紀子、赤星光彦 (京大・原子炉)
  2. 希土類元素のリン酸エステル切断作用−その化学進化における意義−
    〇赤星光彦、河合健一、川本圭三、高田実弥、隅野照家、藤井紀子 (京大・原子炉)
  3. C. e1egans ガレクチンファミリーの分子進化
    平林淳(帝京大・薬)
  4. アクロバクテリアのゲノムと接合伝達性プラスミドの構造と進化
    吉田和夫、鈴木克周、守口和基 (広島大・理)

昼食と総会 (12:00-13:30)

I 分子進化、生物進化 (3) (13:30-14:30)
司会: 光澤茂信、吉田和夫

  1. ヒトデ卵の余剰エネルギーとその機能一表現形の進化とDNA変化の関係
    白井浩子(岡山大・理)
  2. 塩基配列データの精度と統計的検証法
    ○吉田和夫1、小林美香1、二神がほる2、藤越康視1(広島大・理1、 広島大・経2)
  3. 原始代謝系の成長の数理モデルによる考察
    ○光澤茂信、渡邊誠一郎(名大・理)
  4. 階層的近縁固体群分業社会の形成に基づく、自己学習ニューラルネット機械としての認知システムの起源と記号系の創成
    ○ 大西耕二、澤田淳(新潟大・理)

シンポジウムS2 (14:30-16:OO) (情報科学から生命への接近)
司会: 大矢雅則

S2-1. HIV感染者の症状のカオス尺度による解析
○佐藤圭子(沼津工専)、大矢雅則(東京理科大・理工)
S2-2. Collective behavior in protein folding processes
Luigi Accardi(ローマ饗膤)
S2-3.大規模配列データの解析に対する情報論的アプローチ
宮崎智1、後藤康丞2、菅原秀明1(国立遺伝研1、帝人システムテクノロジー2)

J 分子進化、生物進化 (4) (16:00-17:00)
司会大西耕二,加藤幹男

  1. 魚類サテライトDNAの構造と分子進化
    ○加藤幹男石神正浩(大阪府立大・総合科学)
  2. V3領域を含むHIVの符号構造
    ○足立誠之、成田祥子、大矢雅則(東京理科大・理工)
  3. ポリtRNA構造に基づく16Sおよび23rRNAの起源
    ○保苅正憲、大西耕二(新潟大・理)
  4. 生命の物理属性データベースプロジェクト
    飯田一浩(NEC基礎研究所,総合研究大学院大学)


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