第37回生命の起源および進化学会学術講演会への参加紀行文

横浜国立大学院 工学府 機能発現工学専攻 先端物質化学コース 小林研究室

修士1年 川本幸徳

kawamoto-yukinori-tf@ynu.ac.jp


  2012年3月7日から9日までの3日間にかけて行われた第37回生命の起源および進化学会学術講演会に参加しました. 私は現在就職活動を行っており, 自身の研究成果を発表した翌日にも東京で面接があったため, 自身の発表が終わるとすぐに神奈川に帰らなければなりませんでした. そのため, 関連研究分野の興味のあった方々の発表をほとんどお聞きできなかったのは非常に残念でした. この度, 紀行文の作成という場を頂きましたので, 今回の学会発表で感じたこと, 考えたことについて記したいと思います.
本学会で私は「模擬惑星間塵環境下でのアミノ酸関連物質の軟X線・紫外線に対する安定性評価」という題目で発表いたしました. 本研究は, 軟X線/極端紫外線のような高エネルギーの光子が曝露される惑星環境でのアミノ酸関連物質の存在安定性について評価を行い, 種々の有機物質が地球降着後に生命起源への寄与について研究した結果を発表いたしました. 質問では, 自身の勉強不足もありますが, 今まで考えたこともなかった疑問点を発見することができ, 本学会での発表は私にとって非常に有意義なものとなりました.
また, 個人的なことですが, 本学会での発表は2回目であり, 昨年の自身にとって初めてとなる学会発表の際に経験した「発表中に頭の中が真っ白になってしまった」, 「早口になってしまった」, 「終始相手にわかりやすく口頭発表を行うことができなかった」という数々の失敗を活かすことができる絶好の機会でもありました. 説明中に噛むたびに「すいません」と連呼したり, 発表中に頭の中が真っ白になったりした昨年と比べると, 本年はさほど緊張せず, 比較的胸を張って発表することができ, この一年間での自身の成長を実感することができました. しかし, 研究内容に関する知見はまだまだ勉強不足であり, 結局昨年同様小林先生に助言を求める結果になってしまいました. 加えて, 簡潔明瞭に研究成果を発表することも及第点には至っておらず, 今後ともより一層勉学に励もうと発起するきっかけとなりました. もしも来年またこの場をお借りして発表する機会が与えていただけるようでしたら, 今度こそ自身のベストを尽くし, 3年間の研究成果の集大成を発表したいと考えております.
最後に, この度貴重な研究発表の場所をお借りできたこと, またご指導ご鞭撻を行って下さった皆様方に, 心からお礼申し上げます. 本当にありがとうございました.

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