生命の起源と進化を『あばく』ために

東京薬科大学 生命科学部

博士後期課程2年 河口優子


 生命の起源を解明するためには単独の分野からのアプローチのみではなしえない。生命の起源と進化学会はまさに、様々な分野の研究者が自身の専門分野を軸に、生命の起源を『あばこう』とした成果を聴く事ができる。自身は生命科学を専攻しているが、他の学会ではなかなか出会う事ができない分野の研究者とお会いし、議論する事ができる。さらには、自身の研究を他分野の研究者の前で発表する機会を頂ける。思いもよらない質問や疑問をなげかけられることで、新たな切り口のアイデアを着想し、自身の考えの足りなさを痛感することが多い。
 今回の学会発表を行うにあたって、準備は非常に苦しいものとなった。解析を行いつつ、考察し、発表をまとめる、という行為を同時並行で行ったからだ。この実験結果がどこに向かってしまうのだろう、と暗闇をさまよう感覚におそわれたときもあった。結局、まだまだ自分の中で考えがしっかりとまとまっていないまま本番を迎えた。発表が終わったと同時に、次はもっともっと分かりやすい発表を行おう、とやる気がおきた。また、私は宇宙実験という大きなプロジェクトに関わり、多くの研究者の方々と協力して実験を進めている。私が発表する内容は共同研究者のみなを代表している、という責務を強く感じた。
 博士後期課程の終了を見据え、来年の本学会ではぜひとも先生に「面白い」と言わせてみせるような研究発表を行えるよう精進していきたい。また生命の起源と進化の分野を背負ってたてるような研究者へと成長していきたいと考える。  本発表を行うにあたり本学会より補助をいただき、さらにはViva Originoに投稿する機会を頂いたことを心より感謝いたします。これを機会に本学会の発展に貢献出来る様に精進していきたい。

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